産業機械の導入で求められる整理整頓
Organizing required for the introduction of industrial machinery
つい乱雑になりがちな工場や厨房、バックヤードでは、産業機械を導入するスペースを確保するのにも一苦労…という事も少なくないでしょう。
業務を優先するあまり後回しになりがちな整理整頓ですが、実はコストパフォーマンスにも影響する事をご存じでしょうか?
空間にかかるコストとは?
経営者であれば、備品や機械の導入にかかるコストをなるべく抑えたいという思いがあるはずです。
では、日常的に使用している工場の空間には、どのくらいのコストがかかっているのでしょうか。
工場の土地や建物を賃貸契約されているのでしたら、1ヶ月の賃料から面積(平方メートル)を割ると、1平方メートルあたりのコストを算出する事ができます。
たとえ自分名義の土地や建物であっても、購入にかかった費用や固定資産税など、何らかの費用がかかっているものです。
限りあるスペースも、整理整頓を行う事でコスト削減へ繋がるのです。
工場に求められる「5S」とは?
工場管理・改善の基礎として必要とされる考え方には、整理・整とん・清掃・清潔・躾からなる「5S」があります。
・整理…必要なものとそうでないものを明確に分け、必要でないものは捨てる
・整頓…必要なものを使いやすいように配置し、必要な時に誰でもすぐ分かるようにしておく
・清掃…掃除をして常にきれいな状態にしておく
・清潔…整理・整頓・清潔を維持するための予防をする
・躾…定められた事を正しく守る従業員の教育
5Sで生産性の向上を図る
整理整とんをせずにいると、ゴミや汚れが原因で機械が故障したり、思わぬ事故に繋がる事も考えられます。
5Sは、常に最大限の作業効率を得るために必要とされる考え方です。
スペースが広がると作業がやりやすくなるだけでなく、配置が決まっているだけで探したり戻したりする手間もなくなります。
産業機械の導入によってサービス向上を図るのでしたら、同時に5Sの見直しをなさってみてはいかがでしょうか。
不要になった産業機械は当社で買取も可能ですので、お気軽にご相談下さい。